以前のエントリーで、ピザのように美味しそうな比率で分散投資している投資信託を紹介しました。

実は他にもこれらと同じ比率で分散投資しているバランスファンドがあるんです。
それが「iFree 8資産バランスファンド」です。
どんな比率か見てみると、下の図のようになります。
本当に美味しそうなピザですね!
さて、以前のエントリーでは「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」と「eMAXIS バランス(8資産均等型)」は中身が同じなので、これから投資する人は信託報酬が低い「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」を選ぶべきだと書きました。
では、「iFree 8資産バランスファンド」と「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」ならどちらを選ぶべきなのでしょうか。
iFree 8資産バランスファンドはどんなファンド?
まずは「iFree 8資産バランスファンド」がどんな投資信託なのか確認しました。
投資するアセットクラスは8つ。
- 株式クラスは、国内株式・先進国株式・新興国株式 の3クラス
- 債券クラスは、国内債券・先進国債券・新興国債券 の3クラス
- リートクラスは、国内リート・海外リート の2クラス
となっており、それぞれのアセットクラスが約12.5%ずつとなっています。
信託報酬は年0.2484%(税込)ですので、かなり安いですね!
募集開始は2016年9月8日からですので、まだ1年経っていない比較的新しい投資信託です。
「iFree 8資産バランスファンド」と「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」の違いは?
まず大切なのが信託報酬ですよね!
- 「iFree 8資産バランスファンド」の信託報酬は0.2484%(税込)
- 「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」の信託報酬は0.2376%(税込)
となっています。
「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」は平成29年5月9日から募集が開始された投資信託です。
先に運用されていた「iFree 8資産バランスファンド」の信託報酬より下げてきたことが伺えますねー。
ただし、どちらも設定されてから1年たっていない投資信託ですので、信託報酬以外の経費がどれだけかかっているかはわかりません。
つい最近、「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」が1回目の月次報告をしましたので確認したところ、実際の運用では国内債券の比率が基本投資割合としている12.5%より低くなっていました。
(H29.5 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)マンスリーレポートより引用)
国内債券への投資比率は5月31日時点で11.57%なんですね。
私は現在の国内債券への投資には消極的ですので、これは若干のプラスポイントです。
ちなみに、「iFree 8資産バランスファンド」の国内債券比率は5月月次を確認すると、12.5%となっていました。
各アセットクラスのマザーファンドもほぼ同じ指標を運用目標にしているものですので、どちらに投資してもいいんじゃないかなと思います。
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