3月に「9913 日邦産業」を新規購入しました。
この銘柄は「6835 アライドテレシスホールディングス」に学ぶ個別銘柄の選び方で記載したように、強みが利益になり始めた企業と考えての実験的な購入になります。
日邦産業は2015年・2016年と2期連続で営業利益及び純利益で赤字を出していましたが、2017年から復調してきています。(ただし2017年も経常利益は赤字でした)
2018年3月期もこのままいけば増収増益で終われそうな、業績回復銘柄です。
2期連続で赤字を出したためか、日邦産業を検索すると「日邦産業 倒産」なんて検索予測が出てくるのでドキッとしてしまいますが、とりあえずは大丈夫でしょう。
そして今話題になっているICタグに関連する銘柄でもあるので、テーマ株として今後ますます買われていくかもしれません。(願望を多分に含んでいます)
因みに、この銘柄を購入するため、「9029 ヒガシトゥエンティワン」を全て売却しました。
ヒガシトゥエンティワンとは1月ちょっとの短い付き合いとなってしまいましたので、日邦産業とはもう少し長く付き合いたいと思っています。
「9913 日邦産業」の指標の確認
4月6日終値は623円で、単元株数は100株です。
予想PERは20.57、PBRは0.51となっています。
PBRが非常に低い資産性のある銘柄です。
配当は1株4円を予定しており、予想配当利回りは0.64%となっています。
「9913 日邦産業」はどんな会社か
四季報には独立系電子部品商社と書かれているとおり、扱う商品が比較的範囲が広い商社です。
メインは自動車やバイク等のモビリティ部品の企画・製造と電子部品の販売です。
ICタグ関連の商品やシステムの販売もしていますので、いわゆるRFID関連の銘柄として注目を集めつつある様子です。
また、住宅設備や精密機器も取り扱っているようです。
点滴などのディスポーザブル製品の受注も伸びているようで、また採尿カップ専用ゴミ箱も販売しているようです。
私は今月人間ドックを受診する予定なので、このゴミ箱があるか確認しておきます。
一方で、海外にも営業拠点や工場を有していますので、円高はマイナス要因になります。
最近は円高傾向なので、通期決算では為替差損が発生するかもしれませんね…
業績の確認
2月に第3四半期決算が発表されましたが、売上高は326億100万円、営業利益は5億9,900万円でした。
2018年3月期の会社予想は売上高425億円、営業利益4億7,000万円なので、このまま上方修正が出るようだと嬉しいです。
株価はどのくらいが妥当?
電気自動車やRFIDの恩恵を受けて、引き続き業績が伸びると期待して購入していますが、現状は1株650円くらいが妥当かな、と考えて購入しました。