不動産にお手軽に投資できるJリートは是非ともポートフォリオの一部に組み入れたいものですね。
私も資産の一部にJリートを組み込んでいますが、どのような形で運用すべきか悩んでいます。
現状はETFを購入していますが、投資法人に直接投資した方が良いのではないかとも最近思っています。
投資法人は1口当たりの単価が高いというネックもありますが、「1万円台でJリートが買える日がきた!(ETFではないです!)」で書いたとおり、1万円台で買える投資法人も出てきました。
改めてETFを引き続き購入していくか、それとも投資法人に直接投資をしていくか考えてみたいと思います。
Jリートに投資する方法は大きく3つ
Jリートに投資する方法は大きく3つあります。
1つ目はJリートのインデックスに連動したETFを購入する方法で、現在私も行なっている方法になります。
2つ目は投資信託を購入する方法です。
投資信託はJリートインデックスに連動したものや、アクティブ型のものもありますので選択の幅が広いのがいいですね。
3つ目が投資法人の投資口を購入する方法です。
ETFも投資信託も投資法人の投資口を購入しているので、大元への投資になりますね。
どれも一長一短ありますので、目的に沿った方法をとればいいのだと思います。
ETFと投資法人、どちらへの投資がいいのか
投資信託を購入する予定はありませんので、ETFと投資法人の2つを比べてみます。(投資信託よりETFが好きなので)
まず、現状投資をしているETFですが、少額で分散投資ができるところが魅力です。
「1476 iシェアーズJリートETF」なんて1口から購入できますので、1,800円もあれば投資ができ、かつお釣りがきます。
個別の投資法人は倒産のリスクがありますが、ETFであれば投資法人の倒産の影響こそあれ、紙くずになることはない安心感があります。
また、毎月分配金を貰うには3つのETFを購入するだけでいいのも個人的には魅力を感じる点です。
しかしETFは信託報酬など諸費用がかかります。
投資法人からの分配金の大体5%が諸費用として引かれてしまいます。
ちなみに「1476 iシェアーズJリートETF」の過去1年の経費率を見てみましたが、分配金の約5.6%が経費として引かれています。
分配金の5%くらい経費がかかっていることをどう捉えるかですね。(ちなみに外国債券などの場合は分配金の1割程度は経費がかかっています。)
一方の投資法人ですが、投資口当たりの単価が高いので、ETFのように少額ずつ購入することはできませんし、場合によっては倒産し紙くずになることもあります。
実際にリーマンショック時に1社倒産していますしね…
ただ、リスクはあるものの、利回りが高い投資法人に直接投資をすればETFよりも高い配当金がもらえることも事実です。
ETFでは4%の利回りは難しくても、投資法人であれば59の銘柄のうち39もの銘柄で利回り4%を超えています。
高いものだと利回り6%を超えていますし、こういうのをみるとETFよりも個別に投資した方がいいんじゃないかと思えてきます。
資金が少ないので悩みますが、国内リートクラスの資産の一部を個別の投資法人に振り分けても良さそうですね。
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