iシェアーズの東証ETF10銘柄が上場廃止になるとの発表がありました。
私はそのうち5銘柄を保有しています。
以前の記事(iシェアーズの東証ETFが衝撃の上場廃止!これからどうしよう…)で「どうしよう…」と心のうちを吐露しましたが、一応今後の方針を固めましたので報告がてら記事にしたいと思います。
1582 米国高配当株ETFについて
一番困った(困っている)のが「1589 iシェアーズ米国高配当株ETF」です。
なにせ代わりになる国内ETFがないんですから…
米国市場の同ETFを買うつもりはないので、国内のETFで代用です。
今後メインに据えるのが「1555 SPDR S&P500ETF」と「1657 iシェアーズ・コア MSCI 先進国株(除く日本)ETF」になります。
また、「1555 SPDR S&P500ETF」は1口の値段が高いので、「1655 iシェアーズ S&P500 米国株ETF」もちょいちょい買っていこうかと思っています。
「1589 iシェアーズ米国高配当株ETF」は、次回の権利落ち日が12月18日なのでそれまでは持ったままでいる予定です。
1363 米国債ETF(7−10年国債)について
こちらは新たに上場した「1656 iシェアーズ・コア 米国債7-10年ETF」で運用していきます。
「1482 iシェアーズ 米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)」も保有していますが、こちらも「1656 iシェアーズ・コア 米国債7-10年ETF」に切り替えようか検討しています。
「1363 米国債ETF(7-10年国債)」は次回の権利落ち日が11月15日なのでそれまでは持ったままでいる予定です。
1590 米国リート・不動産株ETFについて
こちらは新たに上場したETFである「1659 iシェアーズ 米国リートETF」と「1555 上場インデックスファンド豪州リート」の2つで運用していきます。
「1590 iシェアーズ 米国リート・不動産株ETF」はその名のとおり不動産株も含んだETFだったので、これで純粋なリートになりますね。
信託報酬も「1590 米国リート・不動産株ETF」が0.44%、「1659 iシェアーズ 米国リートETF」が0.2%なので、安くなりますね!(ただし「1555 上場インデックスファンド豪州リート」の信託報酬は0.45%です…)
「1590 米国リート・不動産株ETF」は次回の権利落ち日が12月18日なのでそれまでは持ったままでいる予定です。
1582 エマージング株ETFについて
こちらも新たに上場したETFである「1658 iシェアーズ・コア MSCI 新興国株ETF」に切り替えようと思っています。
「1658 iシェアーズ・コア MSCI 新興国株ETF」は中身が米国市場に上場している「IEMG iShares Core MSCI Emerging Markets ETF」なので、「1582 iシェアーズエマージング株ETF」で運用していたのとほとんど変わらないんですよね。
変わることといえば、信託報酬が0.14%から0.23%になることと、「1658 iシェアーズ・コア MSCI 新興国株ETF」のファンド籍が日本なので2重課税されなくなることくらいですね。
「1582 iシェアーズエマージング株ETF」は次回の権利落ち日が12月18日なのでそれまでは持ったままでいる予定です。
1362 新興国債券ETFについて
代替となるETFがiシェアーズから出なかったETFのひとつですが、悩むことなく代替ETFが決まりました。
もともと気になりつつも1口の価格が高くて悩んでいたのですが、今後は「1566 上場インデックスファンド新興国債券」で運用していきます。
1口の価格が高いので、投資信託「iFree 新興国債券インデックス」も引き続き購入していきます。
「1362 iシェアーズ 新興国債券ETF」の次回の権利落ち日は来年1月10日なのですが、結構先になるので今月中に切り替えようと思います。
新規上場ETFの末長い上場を願って今回の記事を締めます
ブラックロックからは、今回の上場廃止と同時に5銘柄のETFの新規上場が発表されていますが、なんと今後はその全てを買っていくことになりました!
新たなETFは少なくとも私には需要があったようです。
ブラックロック様、今度のETFはどうか末長く上場させてくださいね。
【追記】iシェアーズETF上場廃止に関する記事一覧
- iシェアーズの東証ETFが衝撃の上場廃止!これからどうしよう…
- iシェアーズのETFが上場廃止になるので代わりになるETFを決めました ←このページ
- 上場廃止になるiシェアーズETFの意義申立を行いました。異議申立を行って損はないですもんね!
- iシェアーズETFの上場廃止が決定しました。(受益権取得価格も発表されました)
- ブラックロック社から上場廃止になったETFの残余財産給付金計算書(精算書)が届きました
そしてiシェアーズETF上場廃止から学んだことがETFも分散させて上場廃止リスクへ対応しなくては!です。
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