5日6日と2日連続で日経平均は大暴落となりました。
5日は592円安となり、6日に至っては1,071円の大幅安となっています。
先週末の2日の下落を含めると、3営業日で1,800円以上の下げ幅となりました。
こんな状況ですので、もちろん私も例に漏れず資産が溶けまくっています。
特に6日の下げは強烈で、一時1,600円以上も下げていたようです。
一応大引けでは1,071円安ということなので、底から500円くらいは戻ったようです。
私の保有銘柄を見る限り戻った感はありませんでしたが…
さて、周囲の話を聞いていると、この下げはトレンドとなり引き続き下落基調が続くのではないか、との予想が大方を占めるようです。
ボラティリティの大きな、不安定な相場にはなるんでしょうが、実際下落基調が続くんでしょうか。
アメリカの景気指標が良すぎて下落!?
今回の暴落の発生源がアメリカなのは間違いありません。
ただ、アメリカの雇用統計が良すぎたため、というのが不思議なんです。
理論はわかるんです。
雇用統計が良かった→利上げ圧力が強まった→利回りが高くなった安全資産の債券に資金が回るだろう→株安
という具合かと思いますが、正直暴落する建前はなんでも良くて、行きすぎた株価を調整したい圧力がこの機会を引き金に爆発しただけなんじゃないかと邪推してしまいます。
特にアメリカは株価が行きすぎている感が否めなかったので、こんなことを考えてしまうんですよね。
利上げによるアメリカ経済への悪影響を先取りしたためダウが暴落した、という意見もありますが、今更感があります。
今まで散々FRBは利上げを年3回行うと言ってきていましたので、むしろ今まで織り込んでいなかったことにするのは無理があるのでは、とも思います。
むしろイエレンFRB議長の退任ショックと言われた方が納得できるくらいです。(新たにFRB議長に就任するパウエルさんには申し訳ないですが。)
楽観してると足元すくわれるのでちょっと気をつけたい
そんなこんなで、今回の暴落を個人的には大きなものとは考えていないのですが、私みたいな認識の人が多いと危険です。
暴落は楽観の中から生まれるようなので。
上にも書きましたが、当分不安定な相場が続くものと考えていますので、今回の暴落が一時的な調整なのか、下降トレンドの入り口なのか、注視していきたいと思います。
そして、どちらに転ぼうとも動揺しないよう、今から対策を練っておきたいと思います。
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