新興国リートに投資する必要は?

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昨日「1401 エムビーエス」がストップ高だー!と書きましたが、言ったそばから株価は下げてしまいましたね…

でも、そんなもんです!いい会社なのでこれからも期待大で応援しますよ!

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新興国リートについて考えてみます

さて、海外リートには、大きく分類すると先進国リートと新興国リートの2つがあります。

今まではただ単純に先進国リートと新興国リートそれぞれに投資をしてきましたが、一度しっかりと内容を確認してみようと思います。

今回は新興国リートについて考えたいと思います。

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新興国リートってどこに投資をしているの?

そもそも新興国リートってどの国が投資対象なんでしょう?

私が投資している「eMAXIS 新興国リートインデックス」を確認してみたところ、下の表にある7か国が投資対象になっているようです。

なお、投資比率は平成29年5月31日現在のものです。

・・・リスク高すぎませんか?

そもそも7か国にしか分散していないにもかかわらず、南アフリカがそのほぼ半分を占めています。(南アフリカは新興国のアメリカだったんですか!)

さらに、南アフリカとメキシコを合わせると、全体の75%を超えています。

これは・・・どう考えても偏りすぎです!

私が知らないだけで、南アフリカは不動産需要が旺盛で、リートも盛り上がっているのかもしれませんが、通貨である南アフリカランドの推移をみると、とても投資したい国ではありません。

ちなみに、海外に投資する場合はどこでも同じですが、その国の通貨が日本円に対して弱くなる(円高になる)と海外資産の価値は下がります。

南アフリカランドは右肩下がりで円高になっている通貨です。

決して長期で運用したくない国です。(もちろん未来のことはわかりませんが)

むしろ、この7か国ならタイ・マレーシア・台湾に投資したい!

中国のリートには投資できない!?

中国は新興国リートに含まれていないんですね…

その理由がS&Pダウ・ジョーンズのサイトにありました。

現時点で中国には REIT に関する法律が存在しないため、不動産投資信託(REIT)として香港に 上場している中国の不動産については、香港が本拠地であると見なされます。

つまり、中国にはリートがないので投資できないということですね。

香港は先進国リートに含まれますから、先進国リートに投資すれば一部は中国企業に投資をしていることになるんですね。

まー、中国の地方のゴーストタウンを見ると、なかなか投資したいという気持ちが湧かないので、私的には中国のリートはなくても問題なしです。

このまま投資していいのかな?

調べてよかったかもしれません。

私は国内リート(Jリート)・先進国リート・新興国リートにそれぞれ資産の4%ずつを投資していますが、これは明らかにバランスが悪そうです。

そもそも新興国リートクラスを投資対象にする必要があるのかを含めて投資比率の再検討が必要そうです。

【追記】海外リートについていくつか記事にしました。

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