
本日6月21日は「9913 日邦産業」の株主総会が開かれる日ですね!
ここ数ヶ月、フリージア・マクロスが日邦産業の株式を大量購入しており、それに対して日邦産業はフリージア・マクロスを狙い撃ちした(ような)買収防衛策を今回の株主総会の議題のひとつとしています。
買収防衛策の可否が今日決まるんですね!
フリージア・マクロスからも封書が届く展開に!
先週、日邦産業から買収防衛策への賛成を求める手紙が届きました。

そして今度は6月18日にフリージア・マクロスから買収防衛策への反対を求める封書が届いたんです。(日邦産業よりも立派で分厚い!)
封書の中には会長である佐々木ベジ氏からの手紙とレターパックが入っていました。
レターパックが入った封筒なんて初めてもらいましたが、株主名簿の開示許可が遅かったことから急ぎ用意したんでしょうか。
総会までの期日がないことから、おそらく株主名簿に載っている人全てにレターパック送ったんでしょうね。(いくらかかったんでしょうか…)
確かにレターパックの威力は(こと私には)絶大で、フリージア・マクロスの前のめりとも言えるくらいの勢いを感じました。
手紙の内容はというと、買収防衛策への否決を促す内容と、今まで筆頭株主になってきた企業には誠心誠意対応しているので今回の日邦産業への大量購入も安心していいよ!というものでした。
googleで「フリージアマクロス 日邦産業」で検索すると、一番上にこんな感じの広告が出てきます。
ここで佐々木ベジ氏から届いた手紙が見れますので興味のある方はご覧になってみてください。(興味のある人がいるのか、別の意味で興味があります!)
買収防衛策が可決されると株主としては結構痛いかも
今日の株主総会で買収防衛策への可否が決まるわけですが、仮に否決された場合、フリージア・マクロスは日邦産業の株を更に買い集める意思があることが良くわかりました。
これは既存株主にとって朗報です。
一方、買収防衛策が可決された場合、発行株式の20%までなら問題なく保有することができますが、20%を超える場合は日邦産業が対策を取ることが可能になります。
対策とは新株発行による既存株式の希薄化なので、これをやられると既存の株主は困ります。
今期の業績予想は素晴らしい日邦産業ですが、買収防衛策が可決されたら株価は下がっちゃうんだろうなと思うと、今回の株主総会は不安になってしまいます。
ただ、フリージア・マクロスの投資先を見ると私とは気が合いそうにないんで、買収防衛策がどっちに転んでも悩むことは変わりないです。

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