「9913 日邦産業」の2019年3月期決算をチェック!固定資産の減損処理で純利益は赤字も安心して保有できる内容!

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5月14日に「9913 日邦産業」の2019年3月期決算が発表されました。

3月に発表された「配当予想の修正に関するお知らせ」の時点で固定資産の減損処理が結構な額になりそうなのは予想がついていましたし、2019年度3月期の最終利益は赤字になることも予想できていましたので驚きは特にありませんでしたが、やっぱり特損計上額は大きな額になりましたね…

配当金も0円に戻ってしまって結構がっかりです。(これが3月に発表された「配当予想の修正に関するお知らせ」の内容です)

とはいえ、決算短信の中身を見たところ、特段悲観する内容でもありませんでしたので今後もしばらく保有するつもりです。

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売上高や営業利益は前期比プラス!

2019年3月期の業績は、売上高が前期比1.4%増の444億7,900万円、営業利益は30%増の6億4,600万円、経常利益は8.8%減の4億5,200万円、当期純利益はマイナス10億2,900万円でした。

営業利益は前期比30%の増加と立派な数字になりましたね!

私は売上高と営業利益を重視しているので、この営業利益は頼もしく映ります。

売上高の成長ペースは鈍いですが、「9913 日邦産業」に売上高の大幅な成長は求めていないのでOKです。

特損17億!もし特損がなかったら…

どうしても目を引くのは当期純利益のマイナス10億2,900万円ですが、固定資産の減損処理を15億7,100万円分も行った手前仕方がないと諦めるしかありません…

事業整理も行ったことから、特別損失が合計で17億3,900万円も発生していますね…

しかし、もし特別損失が発生していなかったと仮定すると、当期純利益が7億円ほど出ていた計算になりますね!

しかも、2019年度3月期は為替差損が1億1,500万円発生しています。

為替差損や為替差益は海外展開していれば多かれ少なかれ発生すると考えると、実際の企業価値を考えるにあたって為替差損を含めると歪んだものになりますよね。

為替差損が1億1,500万円もなかったものと考えると、8億円くらい当期純利益が出ていても全くおかしくなかったわけですね!

8億円の純利益なら立派な数字じゃないですか?

とはいえ、特別損失の計上は現金の流出はないわけですし、無配にする必要があったのかは疑問ですね。(配当金欲しかったです…)

2020年3月期の業績予想

2020年3月期の業績予想は、売上高が前期比1.2%増の450億円、営業利益は70.1%増の11億円、経常利益は87.9%増の8億5,000万円、当期純利益は4億3,000万円となっています。

四季報予想と比べると当期純利益が低いのは気になりますが、十分立派な業績予想だと思います。

これだけの予想なので株価もっと上がってくれないかなぁと思うところですが、四半期決算の内容によっては1株1,000円くらいまで行くかもしれませんよね!

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