「3556 リネットジャパングループ」の2019年9月期第1四半期決算は黒字化!

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2月13日に「3556 リネットジャパングループ」の2019年9月期第1四半期決算が発表されたので確認してみます!

「3556 リネットジャパングループ」は今年の1月に買い始めましたので、今回は保有後初めての四半期決算になります。

今期からはカンボジア事業がしっかりと利益に貢献してくれると思っていますので、ワクワクが止まりませんね!

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業績は黒字化!セグメント別でも黒字化!

第1四半期の業績を見ると、確かに前期までとは違った企業になっていることを感じられます。

営業収益は21億4,700万円と、前年同期比121.7%増になっていますし、営業利益も1億2,300円と、しっかりと本業で利益を得られるようになっています。

セグメントごとの業績を見ても、各事業でしっかりと利益が出ています。

特に、今まで赤字を計上していたネットリサイクル事業が収益化し始めたようで、これは頼もしい内容ですね!

ネットリサイクル事業は、パソコンなどの小型家電の宅配回収が事業内容となりますが、全国の自治体と提携していることで着実に認知度が高まっているのが寄与している気がしますね!

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前期からの繰越で4,000万円の下駄を履いている業績であることに注意

とはいえ、今後も同じスピードで成長するかというと、そうではなさそうです。

というのも、今回の四半期決算では、前期からの期ズレで計上されている利益が8,000万円ほどあります。

(決算補足資料15ページより引用。チャムロンがチムロンになっているのはご愛嬌ですね)

今第1四半期でも4,000万円が計上できず、第2四半期に繰越となったわけですが、この第2四半期に繰越となった4,000万円を除いても、差額の4,000万円ほど下駄を履いた決算数値となっているわけです。

つまり、カンボジア事業のセグメント利益は実質8,000万円程度になる計算です。

となると、単純に考えて営業利益は8,300万円、経常利益は6,000万円、純利益は4,700万円くらいなんだと考えると良さそうですね。

さて、利益に4,000万円の下駄を履かせていると考えると、今回の四半期決算の心象が少し変わってきます。

「あれ、純利益そんくらいなの?」って感じです。

前年同期が赤字だったことを考えると、今期の第1四半期は黒字化してもちろん嬉しいですが…

カンボジア事業は始まったばかりで、まだ始動していない部門もあり、これからの部分が非常に大きいので、その辺りも考えると決して悪い決算ではないんですが、いかんせん期待しすぎていましたね…

決算発表後、株価は乱高下しています。

明日はどんな風に株価は動くのでしょうか。

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