「3695 GMOリサーチ」の平成30年12月期第1四半期決算をチェック!

4月27日に「3695 GMOリサーチ」の平成30年12月期第1四半期決算短信の発表がありました。

正直なところ、これはかなり厳しい結果が出たなという印象です。

明日からの株価は覚悟をしないといけないと感じます。

それでは売上等を見て行きましょう。

売上高は前年同期比-7.4%の7億7,300万円、営業利益は-61.5%の5,500万円、経常利益は-69.9%の3,900万円、四半期純利益は-67%の2,800万円です。

営業利益が前年同期比で約3分の1になってしまっています。

経常利益に至っては驚異の前年同期比約70%のマイナスです!

例年第1四半期は利益が出る体質の企業でしたが、今期はかなり厳しい結果になっています。

経常利益の悪化は円高による為替差損の影響もありますが、何よりも大口広告関連顧客の広告掲載基準変更の影響というものが重くのしかかっているようです。

大きな問題は他にもあって、それは売上の減少に比例しない経費です。

大体の企業は売上が上がれば経費も上がり、売上が下がれば経費も下がります。

しかし今回の決算では、売上に対して原価が下がっていないことがわかります。

売上原価は主に外注費とポイント引当金ですが、ここは簡単に減少しない部分なんでしょうね。

ただ、これは売上が伸びれば利益に繋がることも意味しています。

売上が伸びれば利益が飛躍的に伸びてもおかしくないですね。

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大口広告関連顧客の広告掲載基準変更を考える

GMOリサーチはinfoQというアンケートサイトの運営を行っており、このアンケートサイトに登録した人がアンケートに答えるとお礼としてサイト内専用ポイントを交付しています。

infoQはアンケートだけではなく、指定されたテーマの記事を書くとポイントがもらえるものや、サイト内にある簡単なゲームをしてポイントがもらえるものなどがあります。

利益を大幅に減らした主原因である広告掲載基準の変更とは、ゲームに関連した広告なのではないかと勘ぐっています。

もちろんサイト内にはその他にも広告掲載はあるのでしょうが、ここまで利益に影響する広告となると、無料ゲームなんじゃないかなと思うわけです。

そうなると、広告以外のところで利益を伸ばしている必要がありますが、国内にはこの手のサイトは沢山ありますので厳しい戦いになりそうです。

国内は苦戦も海外に活路を見出せるか

GMOリサーチは国内での戦いは苦戦すると考えているようで、現在は海外に注力しています。

これは決算と同日に開催決算説明会の資料の抜粋ですが、昨年設立したマレーシア現地法人の従業員を正社員化するなどアジアに力を入れていることがわかります。

また海外からの売上は今期第1四半期もほとんど落ちていませんし、むしろ利益は伸びているとも決算説明会では説明されていました。

さらに今回の減収減益は想定内のようで、今期後半から海外が伸びてくると予測しているとのことです。

その結果、当初の想定どおりの利益を出せるとのことです。(この辺りは怪しいと感じます)

今回の決算は厳しいけど、海外展開を考慮すると投資妙味あり?

アジア全域でアンケート調査ができることを強みにするべく体制を整え続けていますので、その辺りを考慮するとGMOリサーチへの投資妙味が出てきます。

今回の決算は全くよろしくありませんが、むしろ大きく下がったなら買いましてもいいかもしれませんね。

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