「2517 MAXIS Jリート・コア上場投信」設計は渋いが分配金も渋そう

半年ほど遡った4月に、Jリートを対象とした9つ目のETF「2517 MAXIS Jリート・コア上場投信」が新たに上場しました。

三菱UFJ国際投信株式会社のMAXISシリーズのJリートETFは、これが3つ目となるわけですが、3つのETFはそれぞれ決算月が異なりますので、3つ全てを購入すると毎月分配金がもらえるようになるんですね!

難しいことは考えず、MAXISシリーズのJリートETF3つを積み立てていけば、毎月分配金はもらえるし、指数が異なるJリートに分散して投資できるよ!というのが狙いでしょうか。(実にいいと思います!)

私なんかは特に「毎月分配金がもらえる」なんて言葉には弱いもので、ついつい惹かれてしまいます。

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対象指数の東証REIT Core指数とは?

今回のJリートETF、なかなか渋いものを仕上げてきたなという印象を持ちますが、市場での反応はあまり芳しくないのでしょうか、売買が成立しない日もちらほら見受けられます。

渋さの原因であり、人気がイマイチ出ない理由の一つでもあると思われるのが対象指数「東証REIT Core指数」というものですね。

聞き慣れない指数ですが、それもそのはず、今年の3月に設定された新しい指標なんです。

で、その内容ですが、

東証REIT指数の算出対象を母集団とし、浮動株時価総額及び売買代金の水準により銘柄を選定

つまり、時価総額や売買代金が相対的に大きいJリート26銘柄(平成30年8月31日時点)で構成された指標ということです。

Jリート全ての銘柄を対象としている東証REIT指数とは異なり、組み込まれる対象銘柄が選別されているんですね。

時価総額や売買代金が大きい投資法人は母体も大きいところが多く、不渡りなどのリスクが比較的小さいと認識されています。

なので、Jリートに投資はしたいけどあまりリスクは取りたくないという方に、ギリギリ紹介できる指数を採用したETFが誕生したのかもしれませんね。(あまりリスクを取りたくない場合は、そもそもJリートに投資なんてしてはいけません!)

MAXIS Jリート・コア上場投信の基本情報

すでに書いたように、「東証REIT Core指数」を指標としたJリートETFです。

信託報酬は0.25%(税別)で、これは同じMAXISシリーズの「1597 MAXIS Jリート上場投信」や「1660 MAXIS高利回りJリート上場投信」と同じです。

1口1,000円程度で、10口単位で購入できますので、だいたい10,000円から投資可能と比較的買いやすい価格です。

分配金は年4回で、今月9月に第1回目の分配がありますが、金額は1口6.4円となっています。

まだ1回目の分配金なので、今後はもう少し上がって行くことでしょう。

ただし分配金に関しては、その他のJリートETFに比べて、あまり期待できないかもしれません。

ちなみに、8月末時点での組み入れ上位10銘柄は以下のようになっています。

買うかと聞かれたら「買わない」

「2517 MAXIS Jリート・コア上場投信」は時価総額や売買代金が大きい銘柄を対象に投資することになるため、相対的に安定感はあるだろうと思います。

資金がショートすることも小さいリートよりは少ないでしょうし、運営母体から質の高い不動産を購入できる状況にある投資法人が多いこともプラスポイントです。

しかし、そもそもリート自体が相場の波をもろに食らう性質の商品であるため、時価総額が大きかろうが不安定であることに違いはありません。

しかも時価総額が大きい投資法人って分配金利回りが低いんですよね。

リートは利回りが高くてなんぼの商品です。

わざわざJリートで守りに入らなくて良いと考えていますし、利回りが期待できないことから、買うかと聞かれたらきっぱり「買わない」と答えます。

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