結局FXのレバレッジ規制はどうなるの?

6月12日に6回目の「店頭FX業者の決済リスクへの対応に関する有識者検討会」が開催され、今まで話し合われた内容をまとめた報告書案が提示されました。

とりあえず有識者検討会は第6回をもって終了のようですね。

肝心の報告書案の中身ですが、これまた玉虫色の内容というのでしょうか、今後金融庁のさじ加減でどうにでもできる内容となっていて、正直なところ残念なものというか、行く末に不安を感じるものでした。

これが正式な「報告書」となれば、金融庁はこの報告書をもとに対応をしてくるでしょうから、残念ながら規制強化が行われる可能性は高いと思えてなりません。

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レバレッジ規制強化以外の不安要素

報告書案の中身を簡単に説明すると、店頭FX業者はより厳しいストレステストを毎日行い、それに対応できる自己資本を確保することが求められるようです。

また、日々の取引データを自主規制団体と金融庁に提出する義務が新たに加わりそうです。

そうなると、自己資本の増強方法と、作業にかかる費用はどこから調達するのかが問題になります。

手っ取り早い(と言うかこれしか思い浮かばないのですが…)のが、ユーザーへの転嫁です。

今後スワップポイントの出し渋りが出てくるかもしれませんね…

もちろんスプレッドも広がるかもしれません…

利用者保護を謳った今回の報告書案ですが、店頭FX業者への規制強化により利用者が割りを食う展開にならないことを願っています。

FX業者ごとにレバレッジが変わるとは思えない

ネット上では、ストレステスト等の結果により店頭FX業者ごとにレバレッジの上限が変わるかも、と言われていますが、これはなかなか難しいように思います。

おそらく

したがって、まずは厳格化・適正化された新たなストレステストの確実な実施を通じた自己資本の充実等により、高度なリスク管理体制の構築を確実かつ迅速に進めることとし、当局がその対応状況を確認するとともに、その効果を厳正に評価することが重要である。その上で、なお十分な効果が得られていないと判断された場合には、証拠金規制を含めた他の方策の採用について再度検討することが適当と考えられる。

(報告書案P11)

の部分が元ネタだとは思いますが、レバレッジ規制が強化されるとしたら、店頭FX業者一律に強化してくるでしょう。

もしかしたら一部の業者の脆弱なデータをもとに「やはりレバレッジ25倍は危険だ!」と金融庁が大鉈をふるってくるかもしれません。

報告書案では、まずは店頭FX業者の出方を見るとありますので、レバレッジ規制強化について、しばらくは現状維持になりそうですが、今後どうなるか不安ですね。

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