少し遅い夏休みをもらった今週は、普段は仕事で見れない場中の板を眺めて楽しんでいました。
チカチカ点滅しながら株価が上下していく様は、なんとも射幸心を煽る演出に見えてしまい、ついつい売買したくなってしまいます。
面白いですよね、株価が下がっていればいま買わないと損をするような気になりますし、保有している銘柄の株価が上がっていればいま利確しないともったいない気になってくるんです。
なまじ半端にデイトレードしても失敗するのは目に見えていますから行いませんが、おこずかい稼ぎくらいの気持ちでデイトレをする人の気持ちはなんとなくわかりました。
うまくトレードできた時はドーパミンがドバドバに分泌されるんでしょうね!
板情報は表示しておかないこと!
ドーパミンドバドバはある意味羨ましいですが、ある程度長い期間株を保有するスタイルの場合、常に板を見れる状況は精神衛生上よろしくありませんね。
普段は気にならない板情報も、パソコン画面に表示させておくと気になって仕方がなくなります。
しかも上記のようにチカチカと情報が更新されていくのですから、「今自分は損をしているのでは」という気持ちが膨らんでくるんですね。
板情報は画面表示しておかないほうが良さそうです。
ベストタイミングで売買なんてできない
確かに板を常に見ていれば、ベストタイミングで売買ができるような錯覚に陥るわけですが、デイトレーダーでない限り、常に板情報を見ている必要は全くなく、むしろ弊害の方が多いです。
相場格言にも「頭と尻尾はくれてやれ」というものがあります。
ベストなタイミングで売買するなんて、土台無理な話なのですから、自身の定めたルールに徹して売買をしていけばいいわけです。
板情報に踊らされる必要なんて全くないんですね!
でも私にように意志の弱い人間は板情報が見れると、意志がグラグラ揺れてきてしまうんです。
だったら最初から板情報なんて見ないほうがいいんですね。
うまい距離感を掴みたい
とはいえ、板情報を全く見ないというのも無理な話で、気配値が分からなければ売買の決定も難しくなります。
板情報なんかは、さっと見たら閉じるくらいが個人的にはベストなんだとわかりました。
ということは、普段仕事で板なんてなかなか見れないのは、ある種いい距離感なのかもしれないとの思いに至ったわけです。
市場と距離が近すぎると市場に飲み込まれてしまいますから、ある程度の距離を取って市場を眺められるといいですね。
職場では上司や部下との距離感に何かと気を使うものですが、そんな感じでうまい距離感を市場とも保っておきたいものですね。
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