いよいよ新興国株式から資金が流出し始めたか

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今日で6月の市場も終わりですが、月末にかけて新興国株式クラスから不穏な空気が漂ってきています。

どうも新興国株式クラスの調子が良くないのです。

私が購入している「1658 iシェアーズコア・MSCI新興国株ETF」の市場価格がガタガタと落ちており、上場来割ることのなかった1口2,000円を簡単に破ってしまいました。

前日の終値は1口1,941円で上場来安値を記録しています。

新興国株はここ数年非常に調子が良く、2018年の1月までは株価も右肩上がりでしたので、どこかで落ちることは覚悟していました。

実際に上の3か月分のチャートでもわかるように、ここ最近は新興国株ETFの市場価格もヨコヨコで推移しており、上に行く力が無いように見えますね。

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複数年のチャートも見て見ましょう

「1658 iシェアーズコア・MSCI新興国株ETF」は昨年9月に上場した比較的新しいETFなので、「eMAXIS 新興国株インデックス」の2014年からのチャートを見ながら現在の位置を把握しておきましょう。

一時は18,000円近くまで上がっていた基準価額も、昨日の時点では15,000円程度と3,000円ほど落ちています。

ただ、2016年2月につけた底値(約10,000円)からすると、まだまだ高い位置にいることも確かです。

新興国株の下落が始まったのだと考えると、買い時はもうしばらく先になるのでしょうか。

うーん、なんとも買いにくい雰囲気です。

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下落の原因は米中貿易戦争?

新興国株の下落原因はいわゆる米中の貿易戦争でしょうか。

新興国株インデックスに中国株が入っていることを考えると、今回の下落も合点がいきます。

もう一つ原因を挙げるなら、アメリカの利上げでしょう。

アメリカの利上げは新興国から資金が流出する原因の一つですもんね。

となると、ますます買いにくい新興国株ですが今後どうしましょうか。

覚悟をして買い増す!

新興国株はそもそもボラティリティの大きなクラスです。

下げるときは20%とか30%は平気で落ちる傾向にありますので、買うにも保有し続けるにも覚悟が必要そうです。

どこまで下がるかわかりませんが、私は少しずつ買い増していく予定です。

含み損が大きくなることも覚悟していますが、どうなるでしょうか…

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