新興国リートに投資する必要は?私の結論

以前のエントリー(新興国リートに投資する必要は?)で新興国リートへの投資について考え直す必要があると書きました。

現在の私の新興国リートへの投資比率は資産の4%です。これは国内リート(Jリート)と先進国リートと同じ比率です。

3つのリートクラスが同じ投資比率でいいのか、そもそも新興国リートは投資すべき対象なのか、そのあたりを今日は考えていきます。

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新興国リートの約50%を占める南アフリカとは

南アフリカはアフリカ大陸の南に位置する、日本からはなんとも旅行しにくい国です。

旅行しにくいから実際どんな国なのか、よくわからないんですよね。(テレビでもほとんど特集もしないですし。)

仕事で南アフリカにいた友人の話では、進撃の巨人の世界みたいに壁に囲まれたコロニーが点在しているそう、壁の中に入るには警備員がいる門を通らなければならないそうです。(もっと他に伝えるべき南アフリカ情報もあるとは思うんですが、これが一番興味をそそられる話でした。)

かなり貧富の差があることが伺えます。(まー、アパルトヘイトとかしていた国ですからね、多少はね…)

実際、失業率は約25%、若者の失業率は50%なんて話もあります。(大丈夫か、この国…)

経済成長率は、ここ数年はあまり良くなく、今後も大幅に上がる可能性は少ないという記事もありました。

下の図は南アフリカの経済成長率のグラフです。(世界経済のネタ帳様より引用)

南アフリカは投資先になりえるか

外務省の南アフリカの基礎データをみると、下のようなことが書いてありました。

インフレ率は上昇傾向にあり、2016年1月には政府のインフレ目標範囲である3%~6%を上回る6.2%を記録した。

インフレ率も世界経済のネタ帳様にグラフがあったので引用させていただきます。

ほぼ毎年5%以上のインフレを起こしています。

これは・・・通貨の価値がめちゃめちゃ下がるパターン・・・

もちろん、インフレしているということは、リートの投資先である建物の資産価値や賃貸料も上がっていくと考えていいと思います。

問題は通貨の価値の下落幅と、建物の資産価値や賃貸料の上昇幅のどちらが大きいかですが、よくわかりませんでした。

賃貸料や建物の資産価値が上がっていくのであれば、投資しても良さそうな感じを受けます。

eMAXIS 新興国リートインデックは配当をどのくらいもらっているのか

私が投資している「eMAXIS 新興国リートインデック」の運用報告書を見てみました。

まずは「eMAXIS 新興国リートインデック」が投資をしているマザーファンド「新興国リートインデックスマザーファンド」の配当金をチェックしてみました。

受取配当金÷受益権総口数×10,000 で、10,000口あたりの配当金を計算してみます。

66,255,306円÷1,562,514,202口×10,000口=約424円

10,000口あたり約424円の配当金が入ってきていますね。

あれ?利率的に普通?もっと期待していたんですけど。

eMAXIS 新興国リートインデック」自体の配当金も見てみましょう。

下の表の赤枠の「費用控除後の配当金等収益額」から、10,000口あたりの収益をチェックします。

56,566,639円÷1,578,437,683口×10,000口=約358円

10,000口あたり約358円の配当金が出ている計算です。

基準価格も10,000円ちょいですので・・・

新興国の債券利率にすら劣るじゃないですか!

結論がでました!

新興国リートクラスに投資するのやめます。

南アフリカの比率が約50%もあり、インフレによる通貨価値下落リスクが大きすぎる反面、配当金自体はそう大して出ていないことがわかりました。

リスクに対するメリットが小さいんと感じます。

もちろん、これから新興国の時代が来るかもしれませんし、実際「eMAXIS 新興国リートインデック」の基準価格もいい具合に上昇してきています。

南アフリカが今後さらに力強く成長することもあるでしょうし、メキシコなどその他の国がこのアセットクラスを引っ張っていくかもしれません。

でも、今の新興国リートクラスをインデックスファンドで投資するのはやめようと思います。

かといって、個別の国のリートに投資するのも手間がかかるので消極的です。

なので、新興国リートクラスへの投資は一時撤退し、その他のアセットクラスに資金を振り分けることにしました。

いつか、納得出来る新興国リートクラスのファンドがあったら、このクラスへの投資を再開させたいと思います。

【追記】リートの運用比率を変更しました!リートの運用比率を変更しますで記事にしています。

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