先月から先進国リートクラスの一部として投資しているのが「1590 iシェアーズ 米国リート・不動産株ETF(ダウ・ジョーンズ米国不動産)」です。
最近9000円台に乗ってしまって「高くなっちゃったなー」と感じていますが、ゆくゆくは先進国リートクラスのメインにしたいETFです。
「高くなっちゃったなー」ついでに過去のチャートを見てみました。
(BLACK ROCK社サイトより引用)
上のチャートをみると、リーマンショック後はいい感じで騰がっていますが、注目しちゃうのはそのリーマンショック時の価格ですよね。2000円台まで下がっていますよ…(2009年3月6日には2189円をつけています…)
もし今後リーマンショック級の暴落が起きて、このETFが再度2000円台にまで下がってしまったら、私は正気でいられる自信がありません。
あのチャイナショックおじさんのような顔をします。(絶対に私だけではないでしょう。)
このチャートから理解しておきたいのは、リートは価格の変動幅(ボラティリティ)は大きいということと、そのおかげで長期でみれば分配金だけでなく売買益(キャピタルゲイン)も大きく狙えるということですね。
米国リートに限りませんが、ピンチは長期的にはチャンスなんだと改めて思わせてくれるチャートですね。
ちなみにこのETF、2015年1月28日には9990円まで騰がっていたみたいです。(その後は下がっちゃいました!)
信託報酬と分配金
信託報酬は年率0.4752%(税込)なのでリーズナブルではありません。
投資信託「たわらノーロード先進国リート」の信託報酬は年率0.378%ですので、「ETFは投資信託よりも信託報酬が安い」という強みはありません。
私は投資信託よりETFが好きなので、信託報酬には目をつぶって今後も購入していくつもりですが、せめて「たわらノーロード先進国リート」と同程度の信託報酬にはならないものでしょうか…今後のBLACK LOCKさんに超期待してます!
分配金は年4回あり、過去1年間の分配金を合計すると、1口あたり308円でした。
6月28日の終値が9000円でしたので、単純計算で分配利回り3.42%になります。なかなかいい利回りですね!(てかJリートよりいいじゃないですか!)
iシェアーズ 米国リート・不動産株ETFの投資対象は?
「1590 iシェアーズ 米国リート・不動産株ETF」は純粋なリートではなく、不動産株も投資対象としています。
そのため、「米国リート・不動産株ETF」という名称になっているんですね。
どれくらいの比率で不動産株が入っているのか気になるところですよね!
私には調べられませんでしたが、組入れ上位10銘柄は全てリートですので、そこまで多くはないんでしょう。
このETFは、アメリカ以外の国の不動産を所有している個別リートも運用対象としていて、組入れ上位10銘柄に含まれる「WEYERHAEUSER REIT」なんかはヨーロッパやアジアにも収益不動産を所有しているようです。
アメリカ以外の国にも間接的に投資できるというのは、個人的にはうれしいですね!
2017年6月23日時点で128もの銘柄に投資をしているのも分散という意味ではありがたいです。
【追記】「1590 iシェアーズ米国リート・不動産ETF(ダウ・ジョーンズ米国不動産)」上場廃止
平成30年1月22をもって「1590 iシェアーズ米国リート・不動産ETF(ダウ・ジョーンズ米国不動産)」の上場廃止が発表されました…
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