ここ最近、新興国リートへの投資をやめて先進国リートへの投資比率を高めると書いてきました。
そして、「1555 上場インデックスファンド豪州リート(S&P/ASX200 A-REIT)」ってどんなETFなのか調べていると、6月29日に「1495上場インデックスファンドアジアリート」というETFが新たに東証に上場されると知りました!
なんというタイミングでしょうか!(6月5日にはプレスリリースが出ていたのに知りませんでした!)
本当は「1555 上場インデックスファンド豪州リート」について書こうと思っていたのですが、今日は「1495上場インデックスファンドアジアリート」について確認したいと思います!
上場インデックスファンドアジアリートとは
販売元の日興アセットマネジメントには「1495上場インデックスファンドアジアリート」について以下のように記載されていました。
当ファンドは、主としてシンガポール籍外国投資信託 日興AM・ストレイツ・トレーディング・アジア(除く日本)リート シンガポールドル建受益証券に投資を行ない、 信託財産の1口あたりの純資産額の変動率を、円換算したFTSE EPRA/NAREIT アジア(除く日本)リート10%キャップ指数の変動率に一致させることをめざして運用を行ないます。
知らない言葉がいっぱいで何のことやらわかりません…
なんとか紐解いていくと、日興アセットマネジメントのシンガポール現地法人が、シンガポールの証券取引所に上場したアジアリートETFを投資対象にしている(購入していく)ETFだそうです。
つまりシンガポールに上場しているアジアリートETFが日本でも買えるんだ、くらいでいいと思います。
特徴的なのが10%キャップ指数というもので、個別銘柄の組入比率は最大でも10%までとなっているところです。
上の表は組入銘柄なんですが、香港の不動産投資法人1つ10%超えてるじゃないですか!
構成銘柄および組入比率は、毎年3月、6月、9月および12月に見直しを行います。
だそうです。
注意したいのは各国10%以下ではない点です。
65.61%もがシンガポールの不動産投資法人で運用されています。
問題はこのシンガポール籍の不動産投資法人の中で、どの程度の比率でシンガポール以外の国に投資しているかですね。
上の表にはシンガポール・香港・マレーシアしかありませんが、これらの国のETFを通じてシンガポール・香港・中国・マレーシア・インドネシア等の不動産に投資していくそうです。(”等”ってどこの国がはいるんでしょうか?)
気になるのは信託報酬です。
シンガポール上場のETF自体に年率0.6%ほどの信託報酬がかかるため、東証上場の「1495上場インデックスファンドアジアリート」の信託報酬は年率0.706%ほどになるということです。
ちょっと高いですね。
ブラックロック社などの海外の会社なら信託報酬は変えなかったと思うんですよね。できればシンガポールと同様に年率0.6%程度にして欲しかったです。
(これは上場インデックスファンドアジアリートがフィーダーETFというもので、ブラックロック社が東証に上場している上場投資信託のJDR方式とは違うため信託報酬にも差が出るようです。・・・じゃあ JDR方式にしましょうよ。)
投資対象になるか
さてさて、「1495上場インデックスファンドアジアリート」ですが、投資対象になるでしょうか。
私は買いたいです!
アジアの不動産への投資はすごくしたいです!
あとは、上場時の価格がどれくらいになるかと、流動性がどの程度かによって投資対象かどうか判断したいと思います。
あ!
このETFは先進国と新興国が混ざっているので、買うとなると「先進国リートクラス」を「海外リートクラス」に変えなくちゃいけないですね!
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