為替ヘッジとはなにか理解した上で、米国債ETF(ヘッジあり)を買うか考えてみます

為替ヘッジありと為替ヘッジなしの商品がありますが、そもそも為替ヘッジとはどのようなものなんでしょうか。

今まで何となく「為替の変動リスクを低減させるもの」程度に考えていましたが、実際どうなんでしょう。

先進国債券クラスにて「1482 iシェアーズ 米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)」を保有していますが、今後は「1656 iシェアーズ・コア 米国債7-10年ETF」も購入していく予定です。

どうも引っかかっているのが、今後も「1482 iシェアーズ 米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)」を購入し続きるべきかどうかなんです。

今回為替ヘッジの意味を確認して結論を出そうと思います。

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為替ヘッジとはなんだ

まず「ヘッジ」ってなんだろうということですが、英語では「hedge」と書きます。

辞書(ネット)で調べてみると「生け垣、垣根」と出ます。

…そうじゃない。

その他、「障壁」とか「防止策」という意味もあるようです。

なるほど、障壁も生け垣も同じ「hedge」なのもイメージできますね!

で、為替ヘッジで使われるヘッジは当然障壁とか防止策の方の意味でして、円安や円高に対する防止策なんですね。

海外の資産に投資をした場合、投資をしたときより円高になると海外資産は円基準では目減りしてしまいます。

例えば1ドル100円のときに米国債券100ドル分を買えば10,000円かかります。

1ドル90円になると、購入した米国債券100ドルは変わらないけど日本円基準だと9,000円の価値になります。

為替ヘッジをしないと、円高になったために円基準だと1,000円分価値がなくなってしまうんですね。

そこで為替ヘッジです。

1ドル90円になったとしても、事前に1ドル100円で両替できるようにしておけばいいじゃない、というのが為替ヘッジをかけるということです。

為替ヘッジをかけると為替のリスクがなくなる一方で、気になる点もあります。

1点目が円安になったときの為替差益の恩恵がないこと。

2点目が為替ヘッジには手数料(ヘッジコスト)がかかることです。

1点目の為替差益は諦めるとして、問題は2点目です。

ここでの手数料とは上の例でいうところの、アメリカと日本の短期金利の差になります。

アメリカではフェデラルファンドレート(FF金利)と呼ばれており、現在は1.25%です。

日本では無担保コール翌日物といわれ、10月6日時点で-0.028%です。

なので上の例のように米国債券を購入すると約1.25%のヘッジコストがかかるということになります。

では為替ヘッジありの債券ETFと為替ヘッジのない債券ETFのどっちを買えばいいのか

ここまで基本的な為替ヘッジについて書いてきました。

では「1482 iシェアーズ 米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)」を今後も買い続けるべきなのか考えたいと思います。

ヘッジコストがかかるため「1482 iシェアーズ 米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)」の分配金は「1482 iシェアーズ 米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)」「1656 iシェアーズ・コア 米国債7-10年ETF」よりも低くなることが予想されます。

分配金を考えると「1656 iシェアーズ・コア 米国債7-10年ETF」を買うべきかと思いますね。

ただ、現在1ドル113円前後で推移しており、今後円高になった場合を考えると、悩んできます。

円高になると、為替ヘッジをかけていないその他の海外クラスの資産は当然基準価額が下がりますし、国内株式の株価も下がるんですよね。

国内株式なんて、円高による日経平均下落によって、およそ為替と関係のない小型株まで連れ立って下がりますからね…

そう考えると、先進国債券クラスくらい為替ヘッジをかけてもいい気がしてきました。

結局結論は「両方買う」

…こう悩んでしまうときは両方買うのもある種のリスクヘッジかなと思いますので、とりあえずは「1482 iシェアーズ 米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)」「1656 iシェアーズ・コア 米国債7-10年ETF」両方とも積み立てていきましょう。

いつか来る円高により、他の資産クラスの価値が目減りしたら、「1482 iシェアーズ 米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)」が相対的に高くなると思います。

そのときに「1482 iシェアーズ 米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)」を売って、得た現金をその他の資産クラスに割り当てることもできるかなと考えています。

ただ、アメリカがこのまま金利を上げ続けると、ヘッジコストがバカにならなくなってくるんですよね…(悩みは続く)

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